修成建設コンサルタントは、「快適な国土をデザインする」をモットーに昭和37年大阪で創業し、60年以上にわたって社会に貢献してまいりました。なかでも平成7年の阪神淡路大震災は、当社も被災を受けながら社員一同昼夜を問わず復旧復興に携わったことが思い起こされます。あらためて「脆弱な国土」を強靭化し「快適な国土」に整備していく使命を強く感じました。
　一方、未来に向けて建設コンサルタントを取り巻く環境は大きく変化しており、働き方改革による就業環境の改善をはじめ、ＳＤＧｓやＧＸによる持続可能な社会の創出、ＤＸやＡＩの最先端技術の活用が求められています。

　私たちは、これからも新技術の習得に挑戦し続け、変化を恐れない強い企業を目指して日々研鑚し、総合建設コンサルタントとして皆様のご期待に応えていく所存です。
　そのために社員ひとりひとりが魅力ある技術者に成長し、常に優れた提案を行い、その結果お客様から篤く信頼されるような”人材育成“に力を入れています。

　明治から昭和にかけて活躍された後藤新平氏の言葉に『財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上なり。されど、財なくんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し。』という言葉があります。私なりの解釈では『お金を稼ぐのも、事業を継続するのも”手段”に過ぎず、”人を残す”を目標とすることが一流の考え。その目標を忘れてお金儲けばかりを考えたり、とにかく会社を拡大することを考えるのは三流、二流の考え』ということだと思っています。

　これからも”人を残す”を目指して、企業理念である「人をひきつける魅力ある企業となる」を忘れずに、人を大切にし人を育てることが「快適な国土をデザインする」唯一の道と確信しています。
　今後とも皆様のご指導、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。